专利摘要:

公开号:WO1991020008A1
申请号:PCT/JP1991/000814
申请日:1991-06-18
公开日:1991-12-26
发明作者:Nobuyuki Shibata;Kenji Shuzuki;Ren-Ichi Yuguchi
申请人:The Furukawa Electric Co., Ltd.;
IPC主号:G02B6-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 光コネクタ 技術分野
[0003] 本発明は、 光ファイバ心線同士を光接続する光コネク 夕に関する。
[0004] 背景技術
[0005] 光ファイバコードは、 第 3図に示すように、 光フアイ バ素線 1 aにナイロン等の被覆 1 bを施した光ファイバ 心線 1、 光フアイバ心線 1の周囲に配置されるァラミ ド 繊維等の抗張力材 2、 これらを被覆する塩化ビニル (P V C ) 等からなるシース 3を有しており、 光ファイバ心 線 1の端部には、 光ファイバコード同士を光接続する光 コネクタが取付けられる。
[0006] かかる光コネクタは、 複数の構成部品によって組立て られており、 例えば、 第 4図に示すように、 光コネクタ を取付ける光ファイ ノ コー ドに、 予め、 ゴムブーツ 4、 リング 5、 カシメ リング 6、 ストップリング 7及びスプ リ ング 8を当該順に装着しておく。
[0007] そして、 光ファイバコ一ド先端部のシース 3を除去し、 露出した光フアイバ心線 1の先端にフヱルール 9を取付 ける。 次に、 上記各部品 4〜 8を順次前方のフエルール 9側へと矢印で示すように送り出して相互に固定した後、 これらの外周にプラグフレーム 1 0を嵌着することによ り光コネクタが組立てられ、 これらの作業は従来、 人手 によつて行われている。
[0008] かかる組立てにあたり、 カシメ リング 6をかしめて、 第 5図に示すように、 カシメ リング 6とストップリ ング 7とにより抗張力材 2を挟み込んで挾持させると共に、 シース 3の先端をリング 5と力シメ リング 6とで挾持さ せ、 これにより光ファイバコ一ドにおける光コネクタの 取付部分における引っ張り強度を確保している。
[0009] ところで、 かかる光コネクタの組立てに際し、 カシメ リング 6やストップリング 7を前方へと送り出すと、 第 6図に示すように、 抗張力材 2が、 光ファイバ心線 1 と ストップリング 7との間に、 また、 シース 3が光フアイ バ心線 1 とカシメ リング 6との間に巻き込まれてしまう。 このため、 光コネク夕の組立作業においては、 力シメ リ ング 6をかしめる前に、 抗張力材 2をストップリング 7 から引き抜く と共に、 シース 3をカシメ リング 6から引 き抜かなければならなかった。
[0010] ところが、 シース 3は、 抗張力材 2に比べて厚肉であ ることから、 カシメ リ ング 6から引き抜き難く、 引き抜 き作業が非常に煩雑であった。 このため、 光コネクタの 組立作業に手数がかかって生産性が低いうえ、 光コネク 夕の組立作業を機械化することができないという問題が あった o
[0011] 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、 光フアイ パコー ドの端部に取付けられ、 組立が簡単で機械化を可 能とした生産性の高い光コネクタを提供することを目的 とする。
[0012] 発明の開示
[0013] 上記目的を達成するため本発明によれば、 光ファイバ 心線に抗張力材を介してシースが被覆された光ファイバ コ一ドの先端に設けられ、 前記光フアイバ心線の先端に 取付けられるフヱルール、 該フヱルールに先端位置が規 制されるストップリ ングを備えた光コネク夕において、 前記ス トツプリングの後半側に、 モールド加工により前 記抗張力材及びシースの先端側を一体に固定する樹脂ブ ーッを設けたものである。
[0014] 樹脂ブーツは、 ィンサートモールド法により抗張カ材 及びシースの先端側を一体に固定し、 従来の光コネクタ におけるゴムブーツとして機能する。
[0015] 図面の簡単な説明
[0016] 第 1図及び第 2図は本発明の光コネクタの一実施例を 示すもので、 第 1図は光コネクタの要部断面正面図、 第 2図は抗張力材及びシースの先端側に設けてこれらを一 体に固定する樹脂ブーツのモールド成形を示す斜視図、 第 3図乃至第 6図は従来の光コネクタの構造を説明する もので、 第 3図は光ファイバコードの構造を示す正面図、 第 4図は光コネクタの組立てを説明する分解図、 第 5図 はス トップリングとカシメ リングとによる抗張力材の把 持状態を示す要部断面図、 第 6図はストツプリング及び カシメ リ ングと抗張力材との位置関係を示す要部断面図 である。
[0017] 発明を実施するための最良の形態
[0018] 以下、 本発明の一実施例を第 1図及び第 2図に基づい て詳細に説明する。 尚、 以下の説明において、 前記した 従来の光コネクタと同一の構成部材については同一の符 号を付して説明する。
[0019] 本発明の光コネクタは、 第 1図に示すように、 光ファ イノ 心線 1の先端に取付けられるフヱルール 9と、 フエ ルール 9に隣接配置されるス トツプリ ング 7 との間にス プリング 8が介装され、 ストップリング 7の後半側には 樹脂ブーツ 1 1が設けられている。
[0020] この樹脂ブーツ 1 1は、 インサートモールド法により モールド成形され、 抗張力材 2及びシース 3の先端側を 一体に固定すると共に、 光コネクタの後半側を保護する ものである。
[0021] そして、 樹脂ブーツ 1 1がモールド成形されたス卜ッ プリング 7の前半側には、 図示しない樹脂製のプラグフ レームが嵌着される。
[0022] かかる構造の光コネクタは、 以下のようにして組立て られる。
[0023] 先ず、 光ファイバコードに、 予め、 ストップリング 7 及びスプリ ング 8を装着しておく。 次いで、 光ファイバコ一ド先端部のシース 3を所定長 さ除去し、 露出した光フアイバ心線 1の先端にフヱル一 ル 9を取付ける。
[0024] しかる後、 ストップリ ング 7をスプリ ング 8と共に前 方のフヱルール 9側へと送り出し、 フヱルール 9の後端 にス トップリング 7の先端を当接させる。
[0025] 次に、 ストップリング 7の送り出しによって光フアイ ノく心線 1 とストップリ ング 7との間に巻き込まれた抗張 カ材 2及びシース 3の先端側を、 ストップリ ング 7から 引き抜く。
[0026] 次いで、 第 2図に示すように、 樹脂ブーツ 1 1 の形状 に対応した凹部 1 2 a及び注入溝 1 2 bが形成された下 型 1 2に、 ストップリング 7の先端を当接させたフエル ール 9を光フアイバ心線 1 と共に図示の如く装着する。 次に、 下型 1 2と同様の凹部 (図示せず) 及び注入溝 1 3 bが形成された上型 1 3を、 一点鎖線で示すように 下型 1 2に載置する。
[0027] しかる後、 注入溝 1 2 b, 1 3 bによって形成される 通路をランナとして両型 1 2 , 1 3内に樹脂を注入し、 ス トップリング 7の後半側に樹脂ブーツ 1 1をモールド 成形する。 これにより、 光ファイバコードの抗張力材 2 及びシース 3の先端側が、 樹脂ブーツ 1 1で一体に固定 される。
[0028] 次いで、 ス トップリング 7の前半側に、 図示しないプ ラグフ レームを嵌着し、 光コネクタの組立てが完了する。 このように、 本発明の光コネクタにおいては、 抗張力 材 2及びシース 3の先端側が、 モールド成形される樹脂 ブーツ 1 1の樹脂中に埋設され、 樹脂ブーツ 1 1 と一体 に固定されることから、 従来の光コネクタと異なりリン グ 5やカシメ リング 6が不要となる。
[0029] 産業上の利用可能性
[0030] 以上の説明で明らかなように、 本発明の光コネクタに おいては、 ストップリングの後半側に、 モールド加工に より抗張力材及びシースの先端側を一体に固定する樹脂 ブーツを設けたので、 ストップリングと光フアイバ心線 との間に巻き込まれた抗張力材及びシースをストツプリ ングから引き抜くだけで樹脂ブーツをモールド成形でき、 光コネクタの組立が簡単になる。
[0031] また、 抗張力材ゃシースを把持するカシメ リングゃリ ングが不要となり、 部品点数が削減されるので、 従来の 光コネクタに比べて生産性が格段に向上し、 光コネクタ の組立を機械化して、 自動化することも可能となる。
[0032] しかも、 抗張力材及びシースは、 樹脂ブーツ中に埋設 されるので、 これらをかしめ固定する従来の光コネクタ に比べ、 引っ張り強度も強化される等、 産業上種々の利 用可能性がある。
权利要求:
Claims 請求の範囲
1. 光ファイバ心線に抗張力材を介してシースが被覆さ れた光フアイバコ一ドの先端に設けられ、 前記光フアイ バ心線の先端に取付けられるフヱルール、 該フヱルール に先端位置が規制されるス トツプリングを備えた光コネ クタにおいて、 前記ス ト ップリ ングの後半側に、 モール ド加工により前記抗張力材及びシースの先端側を一体に 固定する樹脂ブーツを設けたことを特徴とする光コネク タ。
2. 前記樹脂ブーツは、 インサートモールド法によって 前記光ファイバコードの先端に設けられる、 請求項 1記 載の光コネクタ。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
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法律状态:
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP6468790U|JPH0424708U|1990-06-19|1990-06-19||
JP2/64687U||1990-06-19||EP91911189A| EP0491046B1|1990-06-19|1991-06-18|Optical connector|
CA 2065237| CA2065237A1|1990-06-19|1991-06-18|Optical connector|
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